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家づくりコラム

2023.08.08

実は冬だけじゃない!?夏の結露【福井新築住宅コラムVol.951】

こんにちは!エコスマの前畑です。

「結露」は日本の冬でよく発生する現象ですが、実はこの結露、夏にも起こってしまっているのです。

本日は日本の新築住宅の寿命にも関わってきてしまう夏の結露についてお話します。

 

夏の逆転結露【福井・新築住宅・注文住宅】

冬になると窓に現れる結露、これは室内と屋外の温度差が原因となり発生してしまいます。

冬場、暖房で温めた室内は温度が高く、湿度が多くなります。一方で屋外は温度が低く湿度が少なく乾燥している状態です。

その環境下において、室内と屋外を隔てる「窓」は中の高温多湿な空気と外の低温低湿な空気が触れ合う場所となってしまいます。

さらに、湿気は温度の低いほうに行こうとするので冷やされた窓枠やガラスに結露が出てしまいます。中の湿気が外へと動くイメージです。これが冬の結露のしくみです。

 

では、夏場に起こる「逆転結露」とは何なのでしょうか。

実は夏場の逆転結露は壁の中の見えないところで起きている場合が多いのです。

夏は室内が冷房で冷やされ低温低湿になるのに対して、屋外は高温多湿な状態になります。

そのため、外の湿気が中に行こうとしてしまい、外から入ってきた湿気は壁の中で室内の冷たい空気と触れ合います。

そして、行き場を無くした湿気は壁の中で結露として表れてしまいます。この現象が逆転結露と呼ばれるものです。

 

冬場の結露はもちろんのこと、夏場の逆転結露は家の木材を腐らせてしまう原因となります。

この結露は日本の住宅の寿命が短いと言われる所以です。

 

高性能なお家を建てれば、そんな厄介な結露とはおさらばです!

自分たちのこだわりの家に永く住まうためにも、賢い家づくりをしていきましょう!

 

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