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家づくりコラム

2025.06.21

耐震等級3の基本【福井・新築住宅コラムVol.1043】

「耐震等級3 福井」と検索してこの記事にたどり着いた方は、「地震に強い家を福井県で建てたい」「家族を守る安心の住まいにしたい」と考えているのではないでしょうか。特に小さなお子様がいるご家庭にとって、安全な住まいづくりはとても大切なテーマです。
この記事では、住宅性能表示制度の中で最も高い耐震性を示す「耐震等級3」の基本から、福井県で標準仕様として採用している「エコスマ」の強み、さらに耐震性が高い家の設計時に注意すべきポイントまで、詳しくわかりやすく解説します。

この記事を読むことで、
・耐震等級3の性能と必要性
・制震ダンパーの効果と違い
・設計と自由度の両立方法

が明確になります。地震から家族を守りながら、自分たちらしい家づくりをしたい子育て世帯の皆様は、ぜひ最後まで読んでみてください!

耐震等級3とは?福井で標準にする理由

耐震等級3とは、住宅性能表示制度に基づく耐震性の等級の中で、最も高い基準をクリアした住宅に与えられる等級です。これは「建築基準法で定められた地震力の1.5倍に耐えられる強度」を意味しています。
福井県はこれまでの地震被害が少ない地域とされていますが、南海トラフ地震や日本海側での活断層型地震などのリスクは否定できません。2024年の能登半島地震では、被害が広域にわたり、福井県内でも大きな揺れを観測しました。

そのため、将来を見据えた住まいづくりには、「起こってからでは遅い」地震対策が欠かせません。耐震等級3の住宅は、消防署や警察署など防災拠点施設と同レベルの耐震性を持っており、大切な家族を守るための最良の選択肢といえます。

エコスマ標準仕様:耐震等級3+制震ダンパー

タキナミのエコスマでは、全棟で耐震等級3を取得しています。加えて、構造計算(許容応力度計算)を実施し、建物全体の強度バランスを見極めています。さらに注目したいのが、制震ダンパーを標準装備している点です。
制震ダンパーは、地震の揺れを吸収・分散する装置で、建物が「揺れに耐える」だけでなく「繰り返す揺れに耐え続ける」構造を実現します。これにより、熊本地震のような本震・余震を連続して受ける状況でも、建物の損傷を最小限に抑える効果が期待できます。

「耐震」と「制震」の両方を備えたエコスマの家は、地震に強いだけでなく、家族の命と財産を長く守る安心の住まいです。

耐震等級3のメリット

繰り返す地震にも強い

耐震等級3の住宅は、1度の大地震だけでなく、その後に発生する余震にも高い耐久性を発揮します。繰り返す地震に対する被害の蓄積を抑えることができるため、修繕の手間や費用も最小限で済みます。
1回目の地震では被害が軽微だったものの、数日後の本震で壁に大きなひびが入り、最終的に大規模な修繕が必要となる事例もあります。

一方、同じ地域で耐震等級3+制震ダンパーを採用していた住宅では、大きな被害はほとんどなく、避難生活も不要だったそうです。この実体験からも、繰り返す地震に備える重要性がよく分かります。

資産価値と安心感の向上

耐震等級3の住宅は、将来的に売却や相続をする際にも、評価額が高くなる傾向があります。不動産査定では耐震性の高さがプラス材料となり、購入希望者の安心感にもつながります。
また、地震のたびに「家は大丈夫だろうか?」と不安を感じることなく暮らせるという精神的な安定も、家族にとって大きなメリットです。特に子どもが小さいうちは、安全性への意識が高くなるため、耐震性能は住まい選びの大切な要素となります。

保険や税制の優遇が受けられる

耐震等級3の住宅は、地震保険料の割引が適用されるなど、経済的なメリットもあります。長い目で見たときに、初期投資が多少かかったとしても、保険料の削減効果や税制の優遇によって、トータルコストは下がるケースが多くあります。

耐震等級3のデメリットと対策

設計の自由度が狭まる

耐震等級3を取得するには、建物の構造バランスを保つために、開口部の制限や壁量の確保など、設計上の制限が出てくることがあります。大開口のリビングや吹き抜け、高い勾配天井などを希望する場合、注意が必要です。
しかし、エコスマでは、お客様の要望をヒアリングしながら、制限の範囲内で最大限のデザイン提案を行っています。構造計算を活用しながら、「デザインと強度の両立」が可能です。単に耐震性を高めるだけでなく、暮らしの楽しさも実現できるのが、エコスマの魅力です。

コストが高くなる

耐震等級3+制震仕様にすることで、建材や構造補強のためのコストが上がる場合があります。
しかし、地震後の修繕費や保険料の割引、建て替えリスクを考慮すれば、長期的にはその分の価値があります。目先のコストよりも、ライフサイクル全体でのコストパフォーマンスを重視することが重要です。

施工や申請の手間が増える

耐震等級3の取得には、詳細な構造計算や第三者機関による確認が必要です。これにより設計・施工・申請に時間がかかる場合があります。
エコスマでは、経験豊富な専門スタッフが対応し、申請書類の作成から行政手続きまでスムーズにサポートしています。そのため、お客様は安心して家づくりに集中できます。

まとめ

耐震等級3は、家族の命を守るための最も確実な備えです。福井県においても、今後の地震リスクを見据えた上で、住宅の耐震性を高めることは非常に重要です。エコスマでは、耐震等級3の取得はもちろん、制震ダンパーの標準装備や構造計算の実施により、「強さと安心」を提供しています。
設計の自由度やコストの課題についても、経験と工夫によってバランスよく解決し、お客様の理想の住まいを実現します。

福井県で高性能住宅を検討している方は、是非この記事を参考にしてくださいね!タキナミのエコスマでは、福井県でお客様にピッタリの高性能住宅を提案しています。福井県の高性能住宅はタキナミのエコスマにお任せください!!