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家づくりコラム

2019.07.23

【福井新築コラムVol.566】寒さの健康被害についての国の見解

福井で高気密高断熱の新築住宅を検討している皆さん。

低温が引き起こす健康への悪影響【福井・新築住宅・注文住宅】

寒さが体に良くないのは皆さん共通の認識だと思います。

しかし、冬がつらいのは当たり前、厚着をすれば、布団にこもっていれば凌げる、と思われる人も少なくないと思います。実際、昔の人はそうやって冬を過ごしていたことは間違いないのですが、決して大丈夫だったわけではありません。それは冬季の死亡率や家庭内事故の増加から明らかになっています。

 

寒さの健康被害についての国の見解【福井・新築住宅・注文住宅】

ところで、寒さの健康被害について、日本の政府はどのように考えているのでしょう。厚生労働省は「低温は健康障害のもと」であるとしています。しかし高断熱住宅で居住者の健康度が改善するといったことは言っていません。厚生労働省は住宅の性能と暮らしに置ける日常の温度の関係を把握していないからだと言われています。

海外では低温による健康障害抑制のための施策が多数あります。例えばイギリスの保険省では、16度未満の室温になってしまうと健康に悪影響を及ぼすとし、基準の満たさない住宅は改善命令が下されるようになっています。